ひたちなか市唯一の醤油蔵!黒澤醤油で蔵カフェランチをいただきまーす!

こんにちは!イチオシ☆ひたちなか編集部の矢川です!

ひたちなか市馬渡(まわたり)にある『黒澤醤油』。
明治38年創業から119年も続く、歴史ある醤油蔵が3年前にオープンした蔵カフェでは、 
醤油スイーツや、予約制のランチも人気のようで、時々小耳に挟む噂話は
おいしかった、とてもよかった、と、なんだか好評の様子です!

ひたちなか市唯一の醤油蔵!

今回は黒澤醤油四代目蔵主、黒澤仁一さんに醤油蔵を案内して頂きました!


  <噂通りのイケメン社長だ!>


<いざ!醤油蔵の中へ!>

黒澤社長『醤油の主な原料は大豆、小麦、塩です。大豆は油を沢山含んでいて、水と結び付かないので、
脂を抜いて脱脂大豆にして、焼き上げた小麦を使ってお醬油になる為の麴を作ります。
そこに仕込塩水をいれていきます。』


<仕込塩水の食塩濃度は20%。結構しょっぱい!>


<醤油の材料といえば大豆!ですが、小麦も大事な材料です!>


<麴室(こうじむろ)>

黒澤社長『麴室では、蒸した大豆と炒って粉砕した小麦を混ぜ合わせ麴を作ります。
湿度90%、温度30℃の部屋を作り、菌の住みやすい環境を作ります。そうして3日で麴が出来ます。
大豆と小麦を半分ずつ混ぜ合わせると濃口醤油、小麦を沢山使って大豆を少しだと白醤油、
逆に大豆を沢山使って、小麦を少ししか使わないとたまり醤油になります。』


<そして、いよいよ!醤油蔵へ!>


<古き良き 伝統受継ぐ 醤油蔵>

黒澤社長『杉の木桶を作る職人さんが、千葉の野田市に1件、大阪にも1件ありましたが、千葉の桶屋さんは震災後に廃業、
大坂の桶屋さんも昨年廃業となってしまい、この木桶を直せる方がいない事に危険を感じて、私達が立ち上がり
木桶復活プロジェクトと言う事で、木桶屋さんに習いに行って、自分達で木桶が作れるというようになり、
この木桶伝統を守りながら、木桶醤油を今、どんどん海外にも広めています。』

黒澤社長『木桶にもろみが入り続けていれば150年も200年も生きる木桶になりますが、
使わなくなると木もやせ細って乾いてしまってバラバラになってしまいます。』


<一年間、ゆっくりと熟成させる天然醸造醤油蔵。>

黒澤社長『発酵に欠かせないのが乳酸菌と酵母菌ですね。
この働きによって25℃を上回ると発酵に変わってきます。』

黒澤醤油『醤油の火入れをしていきます。80℃で乳酸菌、酵母菌を死滅させ、いよいよ商品、瓶詰めをします。』


<豊富な種類の醤油が完成しました!>

ちなみに醤油の搾りかすは、飼料になるそうです!


<醤油造りは無駄がない>

店舗にもお邪魔します♪


<趣がありますね~>


<店内です>


<醤油はもちろん、つゆやたれ>


<味噌>


<醤油プリンと醤油麴シフォンケーキ、醤油麴>


<醤油、ぽん酢、甘酒醤油、3種類のアイスクリーム>


<甘酒もあります>

念願の蔵カフェランチ🍴

店舗に隣接する蔵カフェでランチをいただきます♪


<和牛ローストビーフ丼>

ランチを作って下さった社長夫人の黒澤真樹子さん。


<発酵食健康アドバイザーの真樹子さん>

真樹子さん『ローストビーフと卵黄は、黒澤醤油のぽん酢醤油に付け込んでいます。
サラダの上の白い粒々は甘酒を使用したドレッシングになっています。』


<甘酒とぽん酢醤油のドレッシングは、感動的なおいしさ!>


<小鉢がたくさん♪うれしいな🤤>

真紀子さん『付け合わせのズッキーニとミョウガはちょっと夏っぽく、塩麴とお酢でマリネにしてあります。
切干し大根とのらぼう菜のエゴマ敢えは、プチプチするのがエゴマですね。
豆腐の上には納豆とアボカド、こちらは醤油麴で味を付けています。
ぬか漬けも自家製のぬかで摘果メロンと胡瓜を漬けて、上に醤油麴をのせています。』


<トマトの味噌汁っておいしいの…?>

真樹子さん『お味噌汁は、減塩にするために、お味噌をあまり使わなくても出汁が出るようにトマトを入れています。
トマトを入れることで旨みが出るので、お味噌を沢山入れなくても体にいいお味噌汁が飲めるのと、
女性にはホルモンを整える作用があるのでお味噌とトマトはすごく相性がいいんです。』


<お子さんのアトピーがきっかけで発酵食品と出会い、今では発酵教室を開催するほどのエキスパート。
“身体をつくるのは食事”と、発酵食品への想いは熱い。>

そして、食後のデザート^^


<醤油ソフト>

予想外に、お醤油の味がしっかり濃厚でおいしい!

蔵カフェで一番人気の和牛ローストビーフ丼は、どれもこれも美味しくて大満足!
全部おいしいけど、サラダに使用されている甘酒とぽん酢のドレッシングと、
トマトのお味噌汁は今までに出会った事のないおいしさでした!

今回の黒澤醤油蔵見学と蔵カフェランチでは、黒澤醤油の歴史や伝統に触れ、
とても良い体験となりました。
醤油という日本の伝統的発酵食品を、いつまでも大切に守り抜いて欲しいと思います。


<今度は唐揚げプレートをいただきたいです🤤>

 

黒澤醤油

住所 茨城県ひたちなか市馬渡1260
電話 029-272-3776
営業時間 9:00~17:00
定休日 日曜日 
駐車場 10台以上の広い駐車場あり(無料)

※ランチは要予約

 

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