給湯器、配管の凍結対策について
2024年2月5日から6日にかけて茨城県において大雪が予想されております。
大雪による配管・給湯器凍結が予想されますので、十分にご注意下さい。
この時期、朝から昼にかけてお湯がでないというお問合せを多くいただきます。
朝、お湯が出ないと洗い物や顔を洗うのも大変困ってしまいますよね?
そこで今回は、冷え込む前の前日からできる給湯器の凍結対策などをご紹介いたします。
是非参考にして頂けますと幸いです。
凍結対策
前日、予報が氷点下の時
給湯器リモコンを切り、お風呂の給湯栓からごく少量のお水を出しておく。
貯まったお水は洗濯給水に使うと無駄がありません。
浴槽に残り湯を残しておく
浴槽の循環アダプター上部より5cm以上、残り湯(お水)がある状態にしておきます。
上記の状態にしておくとポンプが自動的に浴槽の水を循環させて凍結を予防してくれます。
※凍結予防運転時は燃焼しません。
※浴槽に水がないとポンプが空運転し機器から大きな音が発生する場合があります。
動画で確認したい方はこちら
ドレン配管の凍結
万が一290などのエラーが出た場合、ドレン配管が凍結していて詰まっているよ。と判断する場合があります。この際は給湯が出来ない状況になります。
エコジョーズ/エコフィールなど高効率給湯器は、燃焼の際にドレンといわれる水が発生しドレン配管から排出しています。
上記のエラーが出た場合は溶けるのを待って頂くか解決しない場合は当社までご相談ください。
※ドレン配管位置は機種により違います。
給湯器のコンセントは抜かない
節電のためとはいえ、この時期は給湯器の凍結防止装置が働いています。
コンセントは抜かずに、給湯器は必ず通電しておいてください。
雪が降り積もった時
給湯機器の周辺に積雪による排気口が閉塞されるケースがあります。この場合不完全燃焼や異常着火が発生し事故や故障の原因になってしまいます。
降雪があった時は必ず給湯機器付近に雪が残っていないか確認のうえ、ご使用してください。
エコキュート・電気温水器の凍結対策
前日の予報が氷点下になるとき(お風呂配管)
電源・ブレーカーは落とさずに、お風呂のお湯を捨てずに
浴槽にある循環金具/循環アダプターより10cm以上お湯を入れておいてください。
特に寒さが厳しいときの凍結予防方法
特に寒さが厳しい雪が降りそうな際には通水による凍結予防対策を行ってください。
2ハンドルタイプはお湯側を、サーモスタット/シングルレバー式の場合は最高温度のお湯を
チョロチョロと流れる程度に少しだけ開けておいてください。
お風呂のシャワーや、給湯栓から出すと、お風呂に貯湯でき無駄になりません。
各メーカーでも対応方法が異なる場合もあります。
以下各メーカーサイトになります
●コロナ『給湯機器の凍結について』
●ダイキン『凍結したときの対応と予防法』
●パナソニック『断水・凍結について』
●日立『凍結防止について教えてください』
●三菱『冬季に多いお問い合わせ』(PDFファイル注意)
万が一凍ってしまっていたら!<注意点>
配管が凍ってしまった場合は、自然解凍を待つのが一番です。
上記をお試ししても凍結する場合がございますので予めご了承ください。
また、配管に熱湯をかけたりすると破損の元になる場合もあります。
冷え込み厳しい中、お風邪など引かれないよう温かくしてお過ごしください。