時間と手間を惜しまない。完全手ごねのもっちりパン、ニードドー!
こんにちは!イチオシ☆ひたちなか編集部の矢川です!
普段は「おいしい」とか「何か食べたい」とか、あまり言わない私の息子。
年頃の男の子ですし、まぁそんなものだと特に気にしてはいませんでしたが、
先日ニードドーのパンを一口食べて「旨っ!」と一言。
ふたつのパンを食べ終わり「もっと食べたい」と驚きの一言!
気にしていないとは言ったものの、やはり食に興味を持ってくれるのは嬉しいものです😊
と、いうことで今回は私の息子がもっと食べたい、ニードドーのパンをお伝えします!
Knead dough -生地をこねる-
こちらがひたちなか市中根にあるベーカリーショップ、Knead dough (ニードドー)。
<道路沿いのパンののぼりが目印>
<シックな外観>
<入口はこちらです♪>
<明るくて雰囲気の良い店内>
<まんまるの白パン>
<色んな種類があるけど>
<おかあさんエピってなんだ?>
ニードドーの岸さん『おかあさんエピは、通常のエピの2倍の大きさなのでおかあさんなんです^^』
矢川「面白い名前ですね^^」
<おかあさんエピやうちの梅子など、おもかわいいネーミング>
パン作り、見せて下さい!
今回は特別にパン作りを見学させて頂きました!
<これからパンになる小麦粉たち>
材料が計量されたボウルにお湯を入れ混ぜ、まとめたらボウルから生地を出しこねていきます!
矢川「手ごねパンってこんなにハードなんですね!こねるというか叩くというか?」
岸さん『そうなのよ!だからパン屋を始める前はプニプニだった二の腕や背中が今ではスッキリ!』
叩いてこねて、出来上がった生地がこちら。
この生地を5つに分け、それぞれの生地にチョコやくるみなどの具材を混ぜ合わせ、
一次発酵に入ります!
一次発酵を待つ間に、また同じ作業を繰り返す岸さん。
岸さん『この作業を何度も繰り返して、お店に出す130個以上のパンが出来上がります。』
矢川「時間にしてどの位ですか?」
岸さん『お昼から作り始めるとすると夜までかかりますね。小麦粉の計量や、
焼けたパンを冷まして袋詰めをする所までだともっと^^』
しばらくして、一次発酵された生地がこちら。
<パンパンにふくらんでる!>
一次発酵が終わった生地を、キッチンスケールを使って丁寧に分割していきます!
形をキレイに丸めて、ベンチタイムに入ります。
矢川「ベンチタイムって何ですか?」
岸さん『ちょっとした休憩です。丸めて弾力が出た生地を休ませると、成形しやすくなります。』
ベンチタイム終了後、成形し、二次発酵。
二次発酵が終了したら、いよいよ焼き上げです!
岸さんにとってパンとは?
矢川「岸さんはどうしてパン屋さんを始めたんですか?」
岸さん『在宅で仕事がしたかったんです。最初はロールケーキとか、シュークリームを考えていたけど、
そういった特別な日のものではなくて、もう少し生活に身近なものがいいと思い、パンにたどり着きました。』
矢川「パン屋さんを始めて良かった事や楽しい事はありますか?」
岸さん『友達同士では絶対話さないであろう、経営側の話をしている時が楽しいというか面白いかな。
今日お客さんどの位来た?とか、どの位売れた?とか、材料の仕入れ先だとか^^』
矢川「では、大変な事はありますか?」
岸さん『完全手ごねで、予想以上に体に負担が掛かってしまう事ですね。
指や腰を痛めてしまって、もう一度指を壊したらパンを作れなくなるよと、病院で言われてしまいました。』
矢川「私達がイメージするパンではなく、完全手ごねの白パンにしたのはなぜですか?」
岸さん『最初は普通のパンをひたすら練習する日が続きました。そんな時娘が、“白パンが食べたい”と
言ったのがきっかけで白パンを作ってみたら、普通のパンもおいしいけど白パンもおいしいねってなって。
試行錯誤し、辿り着いたのが完全手ごねの白パンでしたね。』
岸さんの娘さん『見た目もかわいいしネ♪』
矢川「今後、お店をどうしていきたいですか?」
岸さん『沢山の人に知ってもらいたいですね。委託販売やSNSにも取り組んでいるので、
かわいくて安心安全な手ごねパンにぜひ出会って欲しいです^^』
オーブンから、焼き上がりの音がしました。
岸さんがパンを取り出します。
矢川「かわいいー!」
岸さん『我が子なのよ♡』
あつあつのパンを冷まし、袋詰めをして完成です!
忘れられないモチモチ感。
完全手ごねのもっちり白パン。
そのモッチもちの食感がクセになり、また食べたいなと思い出す。
ニードドーでしか出会えない特別なパンに、ぜひ皆さんも出会ってみて下さい!
Knead dough ニードドー
住所 茨城県ひたちなか市中根1782-1
電話 090-7413-8069
営業日 第1、2、3日曜日
営業時間 10:00~17:00
駐車場 3台(無料)