エコキュート交換 ☞ また、エコキュートに?
昨今の電力不足ニュースに関連して思うこと。今年の冬も?とか・・・
それって電気の使い過ぎ? ☞家庭用の電気エネルギーの消費が増えているのは事実と思います。
つまり、日本では家庭用の「お湯」を沸かす・作る設備として、エコキュートが増え続けています。
同様に、暖房用としてエアコン使用の割合が増えて続けています。例え個別には省エネタイプになっていても日本全体では電力消費量は増え続けています。
しかし、当社として今後のエネルギーの将来を考えた時、ご家庭のお湯を作る設備として、エコキュートの交換に際し、一つの選択肢として、エコジョーズ のご検討をご提案します。
その理由として本体そのものの価格差は勿論ですが、そもそも今、一般家庭で割安な深夜電力を利用してお湯を沸かすこと自体、無理があるのでは?と考えます。
さらに、エネルギーの消費も分散した方が皆様のご家庭のリスク低減になりませんか?
- 日本の発電所の多くは火力発電所。そこで作られた電気を使ってエコキュートのお湯を作ります。その火力発電所では石炭火力の割合が多く、結果、CO2発生量が多いと言われています。
→一説には各発電所で燃料に使用されるエネルギーの約35%しか各家庭に届かないという話もあり、約65%は送電ロスや大気中や冷却水として熱量が放出されているとか。
→つまり、その仕組みから電気を使えば使うほど地球温暖化対策=脱炭素に逆行していると考えられ、エコキュートの使用がCO2を発生させないのは家庭内だけの話と考えられます。
→元々の深夜電力が割安だった理由は、原発で作られる電気を夜間、余った分として販売したかったからです。
今はその多くがLNG(液化天然ガス)や石炭を燃焼させて発電しています。
また、電力会社の発電コストの都合から、CO2発生量の多い石炭による発電が重宝されているのも実態です。
- エコキュートは基本、毎日深夜、タンク内にお湯を作り貯めます。それでもご使用量が多い時の湯切れや、使用する時間帯までの保温が必要=放熱ロス発生となり、さらに飲料として心配もあります。
それに対しエコジョーズは必要な分のみ沸かし、湯切れ、飲料用としての心配はありません。 - 本体価格(概ねエコジョーズはエコキュートの半分以下)、設置面積、工事代、処分費、メンテナンス費用、昼間の電気代(単価)などなど、全てエコキュートの方がマイナスと考えられます。
→エコジョーズのメンテナンスは基本的に当社にて対応可で、例えば緊急時には仮設給湯器を設置して、その日にはお風呂に入れるなどの対応が可能です。
一方、エコキュートでは一般的にはメーカー任せとなり、不具合が発生したその日の対応は厳しく、数日間お風呂に入れないなどの状況が考えられます。
→エコキュートからエコジョーズに交換した場合、それまでの深夜電力が割安な電気料金から通常料金=当社では、プロンでんきBプランへ変更することにより、結果として昼間の電気代(単価)を安くすることになります。
→その結果、夏季、昼間の暑い時間帯でのエアコン使用時の電気単価が安くできます。
更にガス供給設備設置により、プラスで乾太くんも設置できることになります。
→さらに深夜電力は単価は安くても、毎月の昼間ご使用の分も含めた使用量全量に対し、再生エネルギー賦課金として3.36円/kwhが加算され、全てのご家庭が毎月、電気料金と共に支払いしてます。
この価格は各単価の10%以上に相当します。
→例として毎月、500kwhのご使用量だと、全ての電気代の内、1,680円となり、年間では20,160円となります。この単価も毎年、上昇しています。
また、深夜電力の電気量単価は最近の10年間程度で約1.5倍程度になっていて、今後も火力発電が主力の状況から、更に上昇する可能性大!とも言えます。
➡2022年10月1日より、2016年3月以前に契約している「電化上手」など、従来の深夜電力単価が改定(値上げ)になります。
東京電力ホームページより、12円48銭/KWHが15円12銭(21.2%UP)
その他、「おとくなナイト8・10」「深夜電力」「ピークシフトプラン」なども同様に改定となります。
なお、ご参考までに、現在の東京電力・夜間電力の料金単価は以下の通りです。
スマートライフS、L:17.78円/KWH くらし上手S、L、X:20.80円/KWH
夜トク8:21.16円/KWH 夜トク12:22.97円/KWH
さらに前述通り、この単価に再生エネルギー賦課金として3.36円/kwhが加算されます。
➡果たして、オール電化住宅=エコキュートは今、イニシャルコストも含めて本当に経済的なのでしょうか?!
同じくニュースでは今年の冬季の電力需給も厳しいと報道されいますが、そもそも電気で暖房は厳しいのでは?と思います。
- エコキュートと同様、エアコンの暖房はヒートポンプによる外気(空気)から室内への熱移動が原理であり、外気温が低い場合、室外機から外気の熱エネルギーを室内に取り込むこと自体、無理があり、故に一般的に寒冷地には向きません。
- 夏季は電力使用のピーク時に太陽光発電による発電を期待できますが、冬季はそれが厳しいことも問題です。
→暖房は普通に灯油やガスを必用な時、必要な分、燃焼して暖を取るのが一番効率的だと思います。
ニュースでは前述電力需給の逼迫対策として無駄な照明を消すなどのアナウンスでしたが、照明をまめに消すだけで、どれだけ省エネになるのでしょうか?
家庭用のエネルギー消費量の多くは、給湯、空調です。
その量を全体的に減らすことが本当の省エネになり、脱炭素・CO2削減に直結すると思います。
➡更に当社としては、省エネ&エコのベストの組合せ・選択として、家庭用太陽光発電システムのご提案、そして既に10年以上に渡り、同システムの施工・販売をさせて頂いております。
➡最近では蓄電池も含め、各種省エネ住宅設備機器ご提案・販売から、各ご家庭での電力の自給自足をご提案しております!
一般家庭用の太陽光発電の設置費用は、最近では当初設置価格の半分以下!標準的な設置で100万円以下です。
現在、オール電化住宅の深夜電力割安料金から通常料金の提案→プロンでんきBプランへも併せてご提案させて頂きます。
また、後付タイプの二重サッシ窓施工から、太陽光発電+エコワンも、月々の電気料金を安くし、脱炭素の一役となる選択にもなります。
詳しくはお気軽に当社宛て、ご相談を!
地元一筋60年以上、エネルギー・住宅設備機器の”街のコンビニ”を目指している当社担当者が、お客様宅までお伺いさせて頂きます。