リメイクデニムが作りたい!ビーズアクセサリーとミシンのお店、ミューズの森!

こんにちは!イチオシ☆ひたちなか編集部の矢川です!
2025年になりましたね!今年もどうぞよろしくお願い致します😊

新年早々去年の話題になりますが、皆さん年末の大掃除はいかがでしたか?
私は例年よりだいぶ捗り、普段は行き届かない細々とした掃除や不用品の処分など
家中がスッキリした気分✨
なかでも着なくなった大量の洋服をまとめてリサイクルショップに持ち込み出来た事が
なによりの達成感です!

だ、け、ど、
どぉ~しても手放せない洋服が…


<左からデニムパンツ①、ロングスカート、デニムパンツ②>

好みのデザインで手放すのが惜しい!けど今はもう履けないパンツやスカート。
(なぜ履けないのかはお察し下さい💦)
うーん、どうしよう…
パンツはもう履けないけど、スカートなら履くかも…

…あ!!!パンツをスカートにリメイクすればいいのか!!
となると、洋服直し専門店?
でも、イメージを伝えて預けたとして、イメージ通りの仕上がりにならなかったら残念だから
相談しながら一緒にリメイクしたい。。。
ミシンを持ってる知り合い、誰かいないかな…

…姉だ!

姉『やだよー、ミシン奥にしまっちゃったし、めんどくさい。』

お姉さまー💦可愛い妹の頼みではないか😢

姉『あ、でも家の近くでミシンカフェって看板見かけるよ?そこ行ってみたら?』

そう言われてみればその看板、私も見た事ある!

 

レンタルミシン?


<そうそう、この看板>


<ミューズの森ってお店みたい>

思い切って聞いてみよう!

矢川「こんにちはー?」
ミューズの森 長谷部さん『はーい、こんにちは!』
矢川「リメイクデニムを作りたくて、かくかくしかじか…」
長谷部さん『そういう事ですね!デニムの生地にも依りますが、大丈夫だと思います!』

よかったー!また後日、デニムを持ってお伺いします!

 

下準備

ミューズの森さんにお伺いする前に、デニムパンツ①をほどいておきます。


<糸切りリッパーでほどいていきます>


<くるぶしから内股の上までほどきました!時間にして1時間ちょっと。地味~な作業、嫌いじゃない^^>

準備完了!

 

リメイク当日

待ちに待ったリメイク当日!

あらためまして、ミューズの森の長谷部さん😊よろしくお願い致します!


<長谷部さんは、話好きなお母さんみたいな人^^>

早速リメイク開始!
実際にデニムパンツ①と②を合わせてイメージを伝え、デニム②を切っていきます!


<思い切ってまっぷたつ!>


<ハサミの切れ味が抜群!>

矢川「すごくよく切れるハサミですね!プロ用とかですか?」
長谷部さん『そのはさみね、50年前位かな。私が洋裁学校に行ってる時から使ってるハサミなの^^』
矢川「すごーい!そんな前から使っているハサミなのに、こんなによく切れるんですね!」
長谷部さん『叔母に“生地以外は切るな!”と厳しく教えられたお陰で、刃こぼれなく使えてますね^^
メンテナンスをすればもっと切れるようになると思いますよ^^』

下準備でほどいたデニム①と今切ったデニム②を長谷部さんが合わせくれました!


<デニム②のポッケが見えるようにしたい!と私のこだわりを聞いてくれる長谷部さん。ありがとうございます!>

長谷部さんとスカートの広がりを確認しながらまち針で留めていきます!


<『ミシンで縫う線に対して垂直に』とまち針の留め方も教えて下さいました!>

仮留めが終わったらいよいよミシンへ!

 

ドキドキミシン!

ミシンは小中学校の家庭科の授業以来。初心者同然🔰

長谷部さん『まずは余った布で練習しましょう^^』
矢川「ぜひ教えて下さい!」

使い方を教えてもらいながら練習。

長谷部さん『このミシン、古いけどセミプロ用だから使いやすいと思いますよ^^』
矢川「確かに!思ってたより難しくなくてよかったです!」
長谷部さん『じゃあ本番、縫ってみましょうか^^』
矢川「難しい所はお願いしても大丈夫ですか?」
長谷部さん『もちろん!大丈夫よ^^』

いざ!本縫い!
まずは股下の合わせ部分。
難しそうな部分は長谷部さんにお願いします!


<長谷部さんが丁寧に縫って下さってます>

長谷部さん『この辺までくれば大丈夫かしら?』
矢川「はい^^そこからならやりたいです!」

自分で出来そうな所まできたらバトンタッチ。
ちょっと緊張しながらミシンを動かします!

長谷部さん『ミシンの速度は低速にしてあるから大丈夫よ^^間違えたら解けばいいし^^
大丈夫、大丈夫!』


<ドキドキミシン!>

長谷部さんに見守られながら、そして時々交代してもらいながら、
どうにかスカートの前部分が完成しました!

次は後ろ部分。

矢川「後ろに少し白を入れたいんです。」
長谷部さん『うーん、ペチコートみたいに見えないかなぁ?』
(※ペチコートはスカートの下に履くインナーウェア)
矢川「そうですかね?一回イメージで合わせてみてもいいですか?」
長谷部さん『うん、やってみましょう^^』

持参した白のロングスカートを切り、合わせてみます!


<か、カワ(・∀・)イイ!!>

矢川「かわいーーーー!」
長谷部さん『思ったよりいいかも!デザインおもしろいよこれ^^』

そしてまた長谷部さんにスカートの幅を見てもらいながらまち針で仮留めし、
ミシンで縫い合わせていきます!


<まち針だらけのおしりは長谷部さんにお願い!感謝感謝!>

そしてまた、長谷部さんとミシンを交代しながら作業を進めました!

 

リメイクデニム、完成!

長谷部さんと試行錯誤しながら約3時間。
ついに!リメイクデニムスカートが完成しました!

こんなにイメージ通りのデニムスカートが完成したのは長谷部さんのおかげです!

そしてまた後日、デニムの残り生地でトートバッグを作りました!

スカートもバッグも、かわいい^^

 

ミューズの森、長谷部さんの想い

ミューズの森、長谷部美紀子さんにお話しを伺いました!

矢川「どうしてミューズの森を始めようと思ったんですか?」
長谷部さん『2003年からビーズを習い始め、セントフォレストという名前で作品を作ったり、
自宅で講習したりしていました。生徒さん達がビーズなどの材料を自宅に買いに来るようになり、
2009年にこのミューズの森をオープンし、15年が経ちました^^』

矢川「店名の由来を教えて下さい!」
長谷部さん『ミューズは芸術の女神の名前です。森はたくさんの女神達がいるところ
という意味もあります^^』

矢川「お店を始めて良かった事や嬉しい事は何ですか?」
長谷部さん『始めた当初は手芸ブームもあり、ビーズ専門店が近隣になく、日立市など
遠方から来て下さるお客様もいましたね。今ほどネット販売もない時代でしたから。
2011年の震災の時も何とか生徒さんの気持ちを盛り上げようと、フリーメイキングという
店内イベントを立ち上げました。
定額で店内の材料を好きなだけ使えるイベントだったんだけど、
皆さん3~4時間で4~5点の作品を作って、ふっきれたように笑顔になったのが嬉しくて^^
ルビーの石でブレスレットやネックレスを作った生徒さんが他の生徒さんから
“先生が泣くからもうやめて~”と言われたりして^^
あの頃は楽しかったですね。店内イベントもそうだけど、作品展の依頼があったりね。
やはり笑顔になれる、笑顔を見られるというのが一番の嬉しい事です^^』
矢川「長谷部さんは笑顔が大好きなんですね^^一緒にミシンをしている時も
ずっと笑顔でいてくれて、安心して楽しく作業ができました^^」
長谷部さん『え~(笑)!そうですかぁ?なんか恥ずかしいけど、そう言ってもらえて嬉しいです^^』


<店内には大量のビーズ!>

長谷部さん『それと、ミシンカフェは男の子の利用もあるんですよ!
リメイクデニムやイベントの衣装、それと、アウトドア用品を直したいって相談があったり^^』
矢川「私みたいにミシンを持ってなかったり、オリジナル作品を作りたい人の強い味方です!」


<『1月はミシンの予約が立て続けに入ってきて嬉しい』と長谷部さん>

矢川「大変な事はありますか?」
長谷部さん『コロナ禍ですべてが変わってしまい、目標も見えなくなってしまった時があって。
コロナが始まった年に別のトラブルに遭ってしまい、もうお店やめた方が良いのかな…と悩み、
信頼している先生に相談したら「うん、まだやれるよ」の一言。
知り合いのよろず相談の先生にも「大丈夫、やってみれば?」と。
資金も何もない中でクラウドファンディングなどの指導を頂き、
なんとか持ち応え今に至りますね。』

矢川「そうだったんですね。今後やりたい事などはありますか?」
長谷部さん『どうしてもやりたいことがあって^^』
矢川「なんですか?^^」
長谷部さん『美味しいコーヒーを淹れてあげたい。そして美味しかった、楽しかったと
笑顔でかえられる喫茶店をしたいです^^
作家さんの作品を集めた小さな雑貨屋さんもあり、占い師さんがいる部屋もあり、
美味しいコーヒーもあり。そんなお店ができたら最高ですね^^』


<長谷部さんが作った天然石ビーズアクセサリー>

今回は長谷部さんのおかげで、世界にひとつだけの特別なデニムスカートとトートバッグが出来上がりました!
どちらの作品も自分のイメージ通りのデザインが形となり、とても愛着が沸きます😊
そして何よりも、自分で作ったという満足感と達成感は、何物にも変えられない宝物✨
大切に使いますね!

 

ミューズの森

ひたちなか市東石川1301-15
090-4238-8193
10:00~17:30
不定休


Instagram musenomori₋hasebe

 

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