川嶋会長の思い出話 その2
昭和55年当時の社屋(現本社)
移転後にはその事務所で、ご近所の方々を招いての宴会や、その後は社員みんなで屋上でのバーベキュー、お客様と一緒にカラオケ道場などを行ったものでした。また、その頃は屋上から水戸の花火が良く見えたものです。
当時のLPガス販売店では当社も含め、何となく今よりはガス機器が売れていたような気がします。ガステーブルや小型湯沸器、ガス炊飯器などは倉庫にたっぷりの在庫を持ち、お客様のご注文には即対応し、お客様のところへお届け取り付けしておりました。一方で当時のガス機器は今のとは違い構造も簡単、その分故障も少なく丈夫だったように思います。また、修理も何とか自分たちでできることが多かったものです。以前、6号国道沿いにあった「パイナップルドライブイン」(今の“まるくに寿司”さん)の業務用の湯沸器(いわゆる「イカ型」)なども、何度か修理でお伺いし、その場で種火の掃除などをしていたことを思い出します。
一方その頃には「ガソリンスタンド」を経営しないか、と実に多くの方々からお誘い、助言を頂いたこともありました。その後間もなく、当時としては業界最先端のコンピューターシステムを逸早く導入し、最近ではリフォーム事業へも本格的に取組むなど、割と新しい流れには積極的な方だと自分自身思っております。しかし、その当時「ガソリンスタンド」経営に対しては何故か「自分の性分に合わない」ということで、今日までLPガス一筋(地元も一筋)で専門店として夢中で頑張ってきて、今気が付けば「もう半世紀近く経ったのか」と言うのが実感です。
その後、創業35年目を迎えるに当たり、少しでもお客様とのコミュニケーションを深めようと、平成4年9月、「ほっとらいん」創刊号を発行しました。当社キャラクターの「プロンちゃん」もお客様に名前を第2号で募集し、3号で正式に発表しました。編集製作はもちろん社員の「手作り」、発行も最初の頃は3~4ヶ月に1回の間隔です。今のように毎月発行できるようになったのは平成7年1月号から、それが第10号で、今回この9月号が150号。現在も社員による手作りミニコミ誌として続いており、これは多分LPガス業界として全国的にも貴重なことと自負しております。
そして平成8年、記念すべき「第一回プロンちゃん ふれあい感謝祭」を開催。これも偏にお客様との毎日のお取引への感謝の場としてスタートしました。それから連続10年、今年もその頃と全く同じ思いで来月28~29日に第11回目を開催する予定です。
今、当社々員が一生懸命、今年の「感謝祭」の企画を練っている最中です。つきましては、今後とも当社との末永いお取引をお願いするとともに、今年の「感謝祭」にも皆様多数のご来場していただけますよう、重ねてお願い申し上げる次第です。
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