お店を始めた理由は“美味しい蕎麦屋を開きたかった” そば工房なかむら
こんにちは!イチオシ☆ひたちなか編集部の矢川です!
好きな食べ物は?と聞かれると、寿司、蕎麦、海老料理と答える私。(欲張りでスミマセン)
そんな蕎麦好きの私に『美味しい蕎麦屋があるよ』との朗報が!
何でも完全予約制で、注文分しか販売してないそう。
こだわりのお蕎麦なのかな?楽しみだなー。
ネットでの情報ほぼなし
早速ネット検索。 “そば工房なかむら”で1件だけヒットするも
地図のみで口コミなどの情報は無し。
むむ?これは隠れた名店の予感…?
電話予約をして向かいます!
枝川の閑静な住宅街
看板を見つけました。
ご自宅の隣がそば工房になっています。
矢川「こんにちはー!」
お声をかけてお邪魔します。
<中はこんな感じ。1組だけのテーブル席で、完全プライベートですね>
中村さん『こんにちは、よくきてくれたね。』
蕎麦ゆで開始!
沸騰した多めのお湯に蕎麦をパラパラと入れます。
中村さん『蕎麦をゆでる時は絶対にかき混ぜちゃダメ。蕎麦が切れちゃう。』
<ここで混ぜたくなりますがグッと我慢>
中村さん『蕎麦が浮いてくるまで待って。浮き上がったらグルグル回るから』
<ひとりでにグルグルと回り出すから、かき混ぜなくて大丈夫。>
矢川「蕎麦を茹でる時間はどの位ですか?」
中村さん『蕎麦が浮き上がってから30秒位。』
矢川「そんなに短くていいんですね!」
ざるですくい上げ
流水でよく洗います。
ここで驚いたのが、茹で時間より流水で洗う時間の方が長い!
『ぬめりをよく落とさないと蕎麦が美味しくない』と、
何度も何度もすすぎ洗いをする中村さん。
氷水で締めて
盛り付けます♪
完成!
<小麦粉2、蕎麦粉8の二八蕎麦です!>
矢川「おいしそーう!!いただきます!」
うん!つるつる!この弾力がコシってやつですね!おいしい!
そばの風味もあって、これは箸が進みますね!
そしてつゆも中村さんの手作り。
『市販のつゆは甘いんだよー。』
とつゆを見せて下さいました。
<丹精込めて作ったよ>
ペロッと完食してしまい、おかわりしたい気もしますが、
中村さんが是非自宅でもやってみてとオススメして下さったので
生蕎麦を購入し、後日自分でも茹でてみました♪
お蕎麦の茹で方のレシピを頂いたので、自分でも美味しく茹でる事ができましたよ^^
工房見学
おいしいお蕎麦を堪能した後は、工房見学をさせていただきます♪
中村さん『木鉢3年、延し3ヶ月、包丁3日。』
<木鉢で蕎麦粉と水を馴染ませてこねる技術習得に3年を要します>
<こねた蕎麦をのし棒で広げていく技術習得に3ヶ月>
<のしたそばをたたみ、均一に切る技術習得に3日>
<のし棒がこんなに!普段は下3本を使い分けます>
<まな板と蕎麦切り包丁。包丁の重さで蕎麦を切ります>
矢川「中村さん、どうしてお店をやろうと思ったんですか?」
中村さん『おいしい蕎麦屋を開きたかったから。』
矢川「お蕎麦が好きなんですね!」
中村さん『うん。昔から』
矢川「お蕎麦を作っていて良かった事はなんですか?」
中村さん『蕎麦がうまく打てた時。年に2~3回あるんだよ。みんなは気付かないけど』
矢川「今日のお蕎麦、充分美味しかったので私は大満足です^^」
矢川「では、大変なことは?」
中村さん『冬は水が冷たい。刺さるような水で蕎麦を洗う。』
矢川「これからお店をどのようにしていきたいですか?」
中村さん『元々はお店というより販売がメインだから、販売に力を入れていきたい。』
< “おいしい蕎麦屋を開きたかった” この言葉、胸熱です>
お蕎麦に関するお話が沢山聞けてとても嬉しかったです!
中村さんのおかげで私は“ただの蕎麦好き“ではなく、
“蕎麦を上手に茹でられる蕎麦好き”になりました^^
そば工房 なかむら
住所 茨城県ひたちなか市枝川905-1
電話 090-3479-1274(要予約)
駐車場 工房前の空き地(3台程度)