おすすめ商品:エコジョーズ

  • ecoジョーズ
一年間で従来型より約1万円省エネでき、地球環境にも優しいガス代節約型給湯器、エコジョーズをご紹介します。これは従来型の給湯器では排気ガス(約200℃)を放出するため、給湯効率が約80%に対し、二次熱交換器で排熱を回収し、排気温約50℃、給湯効率を95%までに高めた、高効率型(潜熱回収型)給湯器のことで、「エコジョーズ」と呼んでいます。(下図参照)
  • 従来タイプとエコジョーズの違い

従来型と比べ、本体価格が約2割高(24号フルオートタイプで定価プラス6~7万円)なのと、従来商品には必要なかったドレン配管工事(約2万円位)が必要となります。

給湯器は使用年数が経過に伴い新品時に比べ熱効率が低くなります。例えば8年位使用機器だと75%程度と言われ、これをエコジョーズに交換すると一般的な試算で年間約12000円位の節約になります。

また同時に地球温暖化現象の一因とされるCO2の排出量削減にも貢献します。ちなみにCO2吸収削減効果のある杉の木に置き換えると、エコジョーズ1台(給湯追焚き付)当たりの年間削減効果は、杉の木、何本と同じ効果があるでしょうか?

従来型とエコジョーズでのCO2の排出量の差は、一年間で都市ガスの場合、約176㎏、LPガスで約227㎏と言われてます。杉の木一本当たりのCO2の吸収量は約14㎏ですので、それぞれ換算すると、都市ガスで約13本、LPガスで約16本のCO2削減効果と同じになります。

当社では、特に床暖房などの暖房機能のあるガス給湯器や、10年以上ご使用になった給湯器の交換時には、この「エコジョーズ」をおすすめ致します。

注1)上図にある「ドレン中和器」の仕組み、詳細は以下の通りです。
 ・潜熱回収時に発生するドレン排水は、排気ガス中に微量に含まれる窒素酸化物(NOX)等が溶け込むため酸性となるが、中和器を通すことによりpH7程度に中和処理して器外へ排出しています。
 ・中和器に充填される中和剤として、一般的な中和処理に使用される炭酸カルシウム(CaCO3)を使用しています。酸性のドレン排水は炭酸カルシウムと化学反応することにより中和されます。
 ・ドレン排水の発生量は燃焼ガス量に比例するため、メーカーは機器の標準的な使用期間中に発生するドレン排水の処理に必要な中和剤量を、あらかじめ機種ごとに算定し搭載しています。
注2)ドレン排水の水質維持のための安全装置

 ・潜熱回収型ガス給湯器はドレン排水の水質を維持するために、中和器の機能低下や異常が発生したとき自動的に機器を停止させるように安全装置を組み込んでいます。

 ・中和機能の安全装置が作動したときは、中和器の交換など修理対応をしなければ復旧できないようになっています

 ① 長期使用による中和能力低下防止:設計時に定めた積算運転量に到達すると、操作リモコンにお知らせ表示をして機器を強制停止します。

    ② 中和器詰まりによる機能停止防止:中和器に何らかの異常があり詰まりが発生すると、中和器の水位を監視する安全装置(中和器水位電極)で検知し、異常と判定し操作リモコンにお知らせ表示をして機器を強制停止します。

 →その際のエラーコード290 又は920,930

メーカー標記では13年程度の使用により上記エラーコード表示し給湯器が作動しなくなりますが、使用時間=燃焼時間で年数は異なります。

当社経験上では一般的に8~10年使用で同様の症状が発生することがあります。その際、中和器の交換が必要となりますが、その費用は機種により価格差がありますが、目安として1万円~1万5千円程度。ただし、メーカーメンテナンス出張だと、それ以上になることもあります。

当社ではらぽくらぶ会員様向けサービスの一環として、お客様のご希望で「無料設置機器点検サービス」(基本目視、機能点検程度)を行っており、事前に上記症状が疑われるような場合、後日部品代のみで交換をさせていただいております。

シャワー使用中、突然お湯にならない、それも夜中!は最悪のパターン!そんな心配には、ぜひらぽくらぶのサービスをご利用下さい。